日野原重明先生

以前、日記にも書いたことがありますが、私が尊敬していた日野原重明先生が7月半ば頃に亡くなられました。

NHKの追悼番組で、聖路加国際病院(せいるかこくさいびょういん)の現在の医院長さんが、先生の【最期の様子】を『「日野原先生は常々『死は生き方の最後の挑戦』『命に感謝して死んでいけたらどんなにいいだろう』と仰られていましたが、その思いを全うされた見事な最期でした。』というようなことをお話されていました。

先生は最期まで自宅で過ごされたそうです。

延命治療も拒否されたそうです。

【どんな最期を迎えたいか】を決めていて、それを実行されたんだと思います。

これって、本当に強い信念が無いと、なかなか出来ないことなんじゃないかな…

先生は本気で東京オリンピックを観戦する予定でいらしたと思います。

そんな先生が【延命治療を拒否した】ということは、もう【死んでゆくこと】を覚悟したということでもあると思います。

そう思うと、自分の信念を曲げることなく【見事な最期】のお手本を見せて下さったと思います。

先生が今まで患者さんたちにして来られたこと・仰られて来たことは【単なる理想論】ではなく【先生が心から願って来たこと】だったことを自ら証明されたということだと思いました。

先生が【亡くなってゆく患者さん】に対する接し方を真剣に考えるようになったのは、若い頃に担当した10代の女の子の死がきっかけだったそうです。

彼女は【自分の死】を悟り、【母親への感謝の言葉】を先生に託そうとしますが、先生は【まだ何か出来るはずだ】という思いから、【治療】にばかり集中して【彼女の心】を思いやることが出来なかったそうです。

彼女が亡くなってしまった時『彼女が本当に望んでいたことを、ないがしろにしてしまった』と後悔されたそうです。

それから先生の【心】を大切にする治療が始まったんですね♪

先生の名言集を見つけたので、載せちゃいます♪

本当に素晴らしい方でした。

私たちに【本当に大切なこと】を教えて下さいました。

それは、先生が亡くなった後にも、もっともっと教えて下さることになると思います。

※人間にとって最も大切なのは、命の長さだと思っている人は多い。

しかし、私が出会った人を振り返ってみて、

その人の命が素晴らしい命だと思える人においては、ごく少数の例外はあるにせよ、命の長さはあまり問題ではない。※

※これまでの教育は、出来あがったデータを記憶させる教育であった。

困難な問題にぶつかったときに、問題解決が出来るような能力を与えられていない。

本当に学ぶべきなのは、問題とどう取り組むか、どういう戦略を立てるべきかということである。

学校を出てからも自分で出来るような頭の仕組みを作る。

そして、その仕組みに従って生活をし、行動することが必要なのである。※

※なんと言っても、人が人に与える最高のものは、心である。

他者のための「思い」と

「行動」に費やした時間、

人とともにどれだけの時間を分けあったかによって、

真の人間としての証がなされる。※

※自分の命がなくなるということは、自分の命を他の人の命の中に残していくことである。

自分に与えられた命を、より大きな命の中に溶け込ませるために生きていくことこそ私たちが生きる究極の目的であり、永遠の命につながることだと思う。※

※老人のケアは苦労も多い。

しかし、いつの日にかあなたも、あなたが老人にしたようなやり方で、ケアされる日が必ず来るのである。※

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